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恋に落ちた。


こんなにときめくのは、どれくらいぶりだろう。


仕事中でも


買い物しているときでも


お風呂につかっているときでも


ふと気付くと


君のことをぼんやり考えている。


はじめて出会ったときは


こんなことになるなんて思いもしなかった。


どこにでもいる、たくさんのなかの一人であり、


いきなり特別な感情を抱いたわけではなかった。


でも2度目に逢ったときには


完全に恋していた。


恋に「落ちる」とはよく言ったものだ。


その間じゅう、めまいとともに落下していく感覚を覚えた。


今も、考えるだけで胸が高まり、


唾を飲み込むことですら意識しないと、自然にできなくなる。


すぐにでも店を閉めて、逢いたくなる衝動を抑えるので必死だ。


まちがいない。


これは恋だ。


君に逢うためにはお金も時間も必要とするから


忙しくて貧乏な僕は


そう簡単には君に逢えない。


でも、もう一度君のもとへ駆け付けたい。


いや毎日でも君のもとへ行きたいんだ…



















…函太郎。