本を読まない人のための本屋「wonderfulworld!」

本屋?雑貨屋? 北海道の函館市の隣の北斗市にある、本と雑貨と音楽の小さなお店。 あなたの人生を劇的に変化させる恐れがありますのでのめり込みすぎに注意しましょう。

2015年09月

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sweetamuletさんのクッキーは、ほぼ完売です。

次回の入荷をお楽しみにーっ!

ご来店いただいて「これだけしかないやん!」ってガッカリされたお客さま、申し訳ございませんでしたーっ! 

次はたぶんハロウィンのクッキー!楽しみ!

入荷しましたら、またこちらで報告させていただきまーす! 

  (クッキーの入荷日、入荷内容は未定です。ご了承ください)

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読了。




とにかく臨場感がすごかった。ページを開くと一瞬で北海道の森の奥深くに飛ばされた。草木の匂い、虫の羽音、山間を抜ける風、野生の動物の生きる気配、緊張、興奮、恐怖、空腹、充足感、幸福感、まるで自分がハンターであるかように感じられた。ハンターとしての経験と人生を刻まれた気がした。
無性に山を歩きたくなった。生きている実感を味わいたくなった。そして友と呼べる犬と共に生きていけたらどんなに幸せだろうか、と思った。
「山に入り、ケモノと命のやりとりをする」というシンプルなハンターの生き方を、最後まで飽きさせることなくドラマチックに読ませてくれた。おもしろかった。





羆撃ち (小学館文庫)
久保 俊治
小学館
2012-02-03


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読了。


舞城王太郎はデビュー作で衝撃を受けて14作品くらいは新作が出るたびに読んでいたが、ここ数年読んでも心が躍らなくなり遠ざかっていた。
TVブロスに掲載されている豊崎さんの連載で、この「淵の王」が紹介され、そして絶賛されているのを見て、久々にこの舞城作品を読んでみようかと思った。
良かった。突きぬけた良さがあった。舞城王太郎が帰って来たと思った。想像を超えた強さで帰って来たようだった。
この作品を読んだ方と、この作品について大いに語り合いたいと思った。
ああハッピーだ。これが幸せだ。これだ。今、ここだ。







淵の王
舞城 王太郎
新潮社
2015-05-29


 

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読了。

41歳で自死した函館出身の作者による、函館をモチーフにした連作短編小説。
この小説を読んでから町を車で走ると「描かれていたのはここあたりかな」と思うようになり、函館が一層楽しめるようになった。
個人的には素晴らしい作品だと思うけど、読む人を選ぶ。 前情報なしで初めて第一話読んだ後は、大分うろたえてしまって、自分をなだめるのに苦労した。
第一話と最終話だけでいうと、3回くらいは読みなおした気がする。また少し時間をおいて、読み返したい。映画化もされて出来も良いそうなので、こちらも必ず見たい。
 
 








海炭市叙景 (小学館文庫)
佐藤 泰志
小学館
2010-10-06

 

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