みうらじゅんの

「怪しげだけどおもしろいもの、とっつきにくいけどおもしろいもの」を

キャッチ―でポップに紹介して、ふつうの人にもおもしろさを伝える！

という技術はすばらしい。

「ゆるキャラ」しかり、「仏像、仏教」しかり、「クソゲー」しかり、だ。（まだまだあるけど）




私がやりたいことも、

「わかりにくいけどおもしろいもの、世間で注目されてないけどいいもの」を

「こんなにおもしろいんですよー！（いいんですよー！）」と

紹介することなので、みうらじゅんの仕事ぶりはすごく尊敬する。

すごく大変なはずなのに、のほほんとしているところもすごい。

みうらじゅんのカッコよさは一般女性にはわからないんだろうなー。

















ま、サイテーなところも多いんだけどね。

昨日アコースティックライブに行ってきました。

これだけ録音技術が進歩しても

生の演奏を全身に浴びる感動は、

家のオーディオでは味わえないな、と思いました。




それにしても、

「ミュージシャン」とひとことで言ってもいろんな技術が必要だと思いました。

・演奏力
・歌唱力
・曲作り
・アレンジ技術
・録音知識、技術
・ポスター、フライヤー、ホームページ、グッズなどデザインセンス
・MCや、メディアに対してのしゃべり
・スタッフにやりたいことをキチンと伝えるコミュニケーション能力
・マーケティング、営業力、経営力
・信頼のおける人とのネットワーク




もちろん規模が大きくなれば、

どんどん役割を分担して、その道のプロにゆだねる事になるのだと思います。

自分の事を理解してくれている信頼できる人にゆだねることができればよいのでしょうが、

そうはいかないことも、多いと思います。

自分がやりたかった音楽とは違う形に仕上がって、

自分のイメージとは違うかたちでプロモーションされて、

自分とは違う自分が売り出されていく…。

「俺はミュージシャンになってなにがやりたかったんだろう？」

「自分がやりたっかったことは、こういうことだったんだろうか？」

そういうふうに自問自答することにならないでしょうか。

金銭的にはゆとりのある今の基盤を大事にしていくか？

本当にやりたいことをやるために、無一文になる覚悟で自分の道を進むか？



…


…


…








…あ！ミュージシャンでもなんでもないのに、本気で悩んでしまった！