仕事が楽しいものだと教えてくれたのはヴィレッジヴァンガードの菊地(元)社長だった。
ヴィレッジヴァンガードに出会わなければ、
この歳になっても親のすねをかじってるとか、
仕事に行くふりをして、ショッピングセンターをウロウロしてたりとか、
とっくに自殺してたりとか、
そんな人生だったんじゃないか、とさえ思う。
それくらいどんな仕事も一生懸命取り組むことができなかったから。
だから、つねづね菊地社長は私の命の恩人だ、と思っている。
ヴィレッジヴァンガードに在籍時代それくらい想いがあったので、
菊地社長に会うたびに「2ショットの写真」を撮ってもらいたくてしょうがなかったが、
(会社が大きくなって、間近で会う機会は少なかった)
緊張してというか、恥ずかしくてというか、
一度も言いだすことができなかった。
ヴィレッジヴァンガードで10年間働いて、心残りがあるとすれば、それかもしれない。
(それ!?)
その時、私がよく自慢げに言ってた言葉。
「(当時人気の)モーニング娘のメンバーと2ショットを撮るか、社長と2ショットで撮ってもらうか、どちらを選ぶ?と言われたら、俺は迷わず『社長!』と言う!」
う~ん、全然うまくないし、おもしろくな~い!
(モー娘ファンの方ごめんなさい)